感性が鈍くなっていく
山田亮一氏の諦念と希望が入り混じった詩がどうしようもなく好きだ。
土曜の朝、実家に帰る道すがら、ハヌマーンを聴きながらふと思った。
ハヌマーン「幸福のしっぽ」「トラベルプランナー」バズマザーズ「恋文は下駄箱の中」
10代の自分に色濃く影響を与え、やがて血肉となった楽曲たち。
活動を休んで久しいけど、世界のありとあらゆるところに彼の言葉に取り憑かれ生霊となった連中がいて、かつてせせら笑った社会で息をしているのかと思うと胸がじんわりと熱くなるし、そもそも息の仕方を教えてくれたのも彼だと思っている。
ありがたいと思う。
彼の姿がまた見れる日を気長に待ちたいな、なんて思った。
余談。
「ナンバーガールに影響を受けて〜」なんて枕詞がよく使われるが、京都音博で初めて彼らを目の当たりにした時、いやこりゃギター持つわ、と思った。