結局プルオーバー

二転三転します

無添加

花を見てもただ"花"としか思わない。

それ以上の物を対象から見出し生産する行為は間違いなく創作に該当するんだけど、

個人的に思い出や経験をベースにして生み出して欲しくはない。極力。

 

事実は小説よりも奇なりとはよく言ったもので、

確かにそういうパターンもあるけど、掃いて捨てる程いる他人様の過去や経歴という素材の味を前面に出された生臭いフィクションにはどうしても食指は動かない。

大体フィクションに触れている時くらい特別な気持ちでいさせて欲しいよ。

 

恥ずかしく浅ましくて至極ダサい話になってしまうけど、「ああ、誰でもない誰かをなぞった明日明後日すぐにでも街の片隅で起こるストーリーに俺は今確かに感じ入ってしまっている」なんてアホらしい思いをさせないでくれよ。

これをアホらしいと思ってしまう自分に会わせないでくれよ。これは傲慢かな意地かな何なのかな。

 

しかし、誰にでも当てはまる毎朝の占いコーナーの味気なさを作者も知っているだろう。誰を励ますでも叱るでもなくただ無責任を野に放っている。というか、そもそも顔も知らない想像上の人物のストーリーだからこそ没入出来るのであって、現実や日常が顔を出すと途端に興が醒める。

 

だからドラマが見れないのかな。

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だめだこりゃ。