結局プルオーバー

二転三転します

2020-01-01から1年間の記事一覧

pray

かなり気が滅入ってしまっていましたが、なんだか少し励まされました。 すごい人だったんだなと、また思い知らされました。 ありがとう。本当にありがとう。 これからも、ずっと大切にしていきます。 彼女たちの未来が一粒でも多くの幸せで溢れますように。 …

無題

2013年のCDJで初めて赤い公園を見た。 荒々しいのに気高くて、それでいて軽やかに去っていく姿に一撃で虜になった。 それ以来ずっと、彼女たちの音楽に救われてきた。 友人関係が崩れそうになった時、KOIKIを聴いて「やらねば」と踏ん張れた。 就職活動で行…

「この果実が熟すまで」に蓋をして

長い付き合いの友人が、「中学生の頃はトマトが嫌いで、弁当に入っているといつも仲の良かった私に食べさせていたが、今では自ら好んで食べるようになった」という話を、まあよくする。 かれこれ10年ほど、彼はこの話をしている。トマトや苦手な食べ物の話題…

目を合わせて

大切な友人がひとりいなくなってしまった。 彼がいなくなってしばらくは、その事実を受け入れられず、なにか物語の中にいるような浮遊感すらあった。 やがて半年が経ち、あっという間に一年が経った。 この身に降りかかるあらゆる事象がすべて作り物のようで…

幕間

ひどく間が空いてしまった。 いろいろなことが変わった。 終わってしまった事の方が今は多く感じる。 それでも生きていかなければならない。

20:40

午後8時 無性に嫌になる 壊れたまま直されない看板 無精髭 忘れちまえと囃し立てる声 ノンアルコールビール 悲しみに目を逸らしせっせと暮らすこと 淘汰 心象 街角の桜 紺色のスーツに茶色い革靴 みんなつらいけど頑張ってなんとか生きているのよ なあ 俺は…

だらり

心ない言葉に慣れないようにしないといけない。 自分を守るためとはいえ、なにも感じなくなることはとても怖いことだと思う。 この先、感性の死に対して果たして敏感であれるだろうか。 生きていると言えるだろうか。 自信がない。

読みたてホヤホヤは怖い

MAJOR、うえきの法則、BLEACHを立て続けに読んだ結果、世間一般の中学生より中学生な気がしてならない。 中でも海燕副隊長の"心は何処にあるか"って話、当時より深くストレートに刺さってしまった。 私が年を取ったせいか、取るに足らないプライドや意地が少…

すべり台

冬の風に頬を刺されて どうにも緩む口元 いつかみたいに笑わされているようで こういう時には顔を出すのに一体どこに隠れてしまったのかな 仕方ないから僕から話すよ だからはやく答えてくれよ このままじゃずっと待ちぼうけだよ ネクタイもほどかずにぼんや…

彼女と同棲の約束をしたのだけれど、ここにきて悩んでいる。 迂闊に終電逃して友達と3時間かけて歩いて帰りたいし、 逆に終電逃した友達を渋々迎えたいし、 夜中突然銭湯に行きたいし、 ひとりでだらだら音楽を聴きたいし、 焼肉のタレで肉を炒めて丼にして…

目を閉じて耳をすます

もう未来に特別の期待をする気もないけれど、とはいえ簡単に諦めていい理由なんてないんだな。 "いつか"を待つのは受動的で、虚しくて、優しいだけだと思っていた。 時間の流れがすべてなんとかしてくれるよ、なんて傲慢な手の差し伸べ方をしてくる手合いと…

地平

友人の子供を抱いた時に去来するこの感情が、いつか別のものに変化することがあるのでしょうか。 この先、ささやかな幸せに触れるたびにその都度寂しさや虚しさに蓋をしなくてはいけないのでしょうか。 去年の元旦は、とても晴れていました。 今朝の天気を私…